「茶の湯」は武士のたしなみ
先週は遠方より工場見学ゲストの方が続き、
翌日はゆっくり金沢の魅力が伝わるように
アテンドをいたしました。
特に写真の【長町武家屋敷 野村家】は
毎回お世話になっており
庭の造詣は四季ごとの表情を
見せてくれます。
私のおすすめは冬の
うっすら雪が積もった日の朝方、
苔と土の侘しい景色に
一点だけ南天の実が赤く映える風景が
何とも言えず、
この風景に出会えると
禅語の「紅炉上一点雪」のような
迷いを断ち
澄み切った心持ちになれます。
昔の武士は死がもっと身近で
覚悟を定めるシチュエーションが
現代より多かったのでしょうね
階段を上がると茶室があり
スタッフの方に薄茶を所望し
庭を眺めながら一服するのが
金沢案内の定番となっております。
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2023年11月12日 00:00